GWの幕開けとともにゆめのすけくんの募集も幕開けしまーす。
仮名: ゆめのすけくん
ボストンテリア 男の子 2歳ぐらい 4.74キロ
フィラリア陰性、心雑なし、パテラなし
目があまり見えていないようです
脳疾患の疑いがあり、検査継続中です
※下部に5/27の検査結果追記あります※
普段はとても穏やかで静かな甘えん坊な子です。
ただとても食いしん坊で食べ物がからむと豹変します。
興奮してバタバタぐるぐる激しく回り、
力も強いので抱き上げても暴れて抑えきれない時があります。
目が見づらいのとこちらの声も聞かなくなるので、
ケガ予防のためにもごはん前は早めにケージに入ってもらって
ケージの中で回ってもらうようにしました。
「待て」はできませんが、「おしまい」は覚えました。
オヤツもいつまでも欲しがりますが、
「おしまい」で静かになるようになりました。
じっくり時間をかければ「待て」も覚えられるかと思います。
オシッコはトイレでできるようになりました。
男の子ですが、足はあげません。
うんちに関してはなかなかトイレでできません。
後ろ足の筋力が弱くて踏ん張りが効かないので、
うんちをしたらすぐに取らないと踏んでしまうことがあります。
うんちの回数が多く、お腹が緩くなりがちです。
フードと整腸剤で様子を見ています。
穏やかな時はおでこをこすりつけてきて甘えてきます。
甘えてくる仕草はとても可愛いです。
膝で寝るのも好きです。
可愛くて動けなくなります。
他のわんこともいっしょに過ごせます。
預かり宅のわんこに近づき過ぎてガウられると
「ごめんなさい」という感じに小さくなっています。
自分から攻撃的なことをすることはありません。
おもちゃでは遊びませんが、
最近はいっしょにいる豆柴りんごちゃんと
仲良く遊ぶようになりました。
顔(口の周り)が匂います。
ごはんのあと顔周りを拭いています。
そんなお手入れもおとなしくやらせてくれます。
お留守番はケージで静かにしています。
ただ5時間以上のお留守番になると、
ケージの中でしたうんちを踏んでしまい、
ケージ内もゆめのすけも大変なことになってしまうので
オムツをしてお留守番してもらうなど対策が必要です。
この2ヶ月の間に発作を数回起こし、薬を飲んでいます。
その後は抑えらているので今後も飲み続ける必要があると思います。
脳疾患の疑いありということで
血液検査などをしながら様子を見ています。
確かに同じところをグルグル回り続けたり、
横になる動作がギクシャクしていたりしますが、
それも個性と思えばなんでもないことに感じます。
この子のすべてを受け止めてくださる、
できるだけお留守番の少ないご家庭を希望いたします。
※3/14眼科専門医診断結果※
・見えているとは言えない、うっすら見えているかも?
・瞳孔は縮むけどあまりまぶしそうにしない
↓
検査上の評価としては見えていない
・瞳孔に左右差あり
・眼振(縦揺れ)あり、けっこうある
→興奮、緊張で強まる?
→見えには関係ないかも
・透過性としてはOK
→光が通らないのではない
・光を受け取れない?→なさそう(バツ寄りのさんかく)
なぜなら・右14左15で眼圧正常
・緑内障の疑いもなし
・網膜剥離の疑いも否定的
・網膜変性症(遺伝が多い、薄っぺらくなる )も否定的
・脳、神経の問題
・視神経乳頭→発達弱い?(低形成)→考えにくい
→なぜなら眼球は正常→神経がうまくいかない→先天性の異常?
→まあまあ普通の大きさなので考えにくい
以上を考えると目自体は悪くないので
神経科の病院、CT、MRIで診るべし
とのことでした。
今月大学病院にてCT、MRIを撮る予定ですので
結果は追って追記いたします。
※5/27CT.MRI結果(5/29追記)※
・結論、ゆめのすけの右脳には脳みそがないそうです。(脳があるべきはずのところには水が溜まっています)
↑画像の左半分、白くなっている部分が、本来あるべきはずの脳がなく水が溜まってしまっているところです。
「孔脳症」という症例で、生まれて間もない頃、カラスのクチバシなどの尖ったもので頭に穴があき、そこから脳が出てしまったと。
母親に頭を噛まれたときいておりますので、おそらくそれが原因と思われます。
↑この陥没しているように見えるところが噛まれて凹んで穴があいてしまった部分です。
・現時点でやってあげられることは特になく、今後もし脳内の水が増えてくるような場合(増えるかどうかは不明)、対処療法として投薬で抑えたり、シャントで流すようにする手術もある、とのことです。
・脳疾患があるとアンモニアの数値が上がることが多く、水の量とも関係してくるようなので定期的に血液検査でアンモニアの数値をみたほうがよい、次回は3ヶ月後くらい、とのことです。
先生のお話(画像をみながらの診断)は動画を撮らせていただいていますので、里親をご希望の方にはお見せすることも可能です。
脳が半分もないのに生きていてくれて、
特に問題なく日常生活をおくれているゆめのすけは
ある意味奇跡の子だなと思います。
ゆめのすけくんを家族に迎えたいとおもわれましたら
ホームページからお申し込みをお願いいたします。
ステキなご縁がありますように。